2013/08/29

講演会「韓国・児童青少年性保護法(アチョン法)による創作物規制の波紋」

講演会「韓国・児童青少年性保護法(アチョン法)による創作物規制の波紋」

講師: 朴景信さん (高麗大学教授/韓国放送通信審議会委員)

内容:
 我が国においても児童ポルノ禁止法改正案附則2条の「漫画規制検討条項」が議論を呼んでいますが、先んじて児童ポルノ禁止法制にマンガ等の創作物規制を盛り込んだ韓国においては、性犯罪とはおよそ無縁のまじめな学生や日本語翻訳者らが大量に検挙されるなどの混乱が発生し、社会的問題となっています。
 この講演会では、当局に拘束されたマンガ翻訳者等への司法支援活動に奔走するNGOオープンネットの理事で、高麗大学の憲法学教授でもある、朴景信先生をお招きして、児童ポルノ禁止法制によるマンガやアニメ等のフィクションの取り締まりがもたらす危険について語って頂きます。
(日本語の通訳があります)

東京会場:(要申込)
 日時:2013年9月6日(金) 13:00~15:00
 場所:文京区シビックセンター26階・スカイホール
 申込:http://kokucheese.com/event/index/107103/

京都会場:(要申込)
 日時:2013年9月7日(土) 19:00~21:00
 場所:キャンパスプラザ京都 第4講義室
 申込:http://kokucheese.com/event/index/107111/

主催:特定非営利活動法人うぐいすリボン
協賛:コンテンツ文化研究会、表現規制を考える関西の会、女子現代メディア文化研究会

2013/08/07

講演会「香港における創作表現を取り巻く現状 ―著作権問題と審査制度などから―」

13日のマンガ文化の自由を考える国際シンポジウムに併せて「香港における創作表現を取り巻く現状 ―著作権問題と審査制度などから―」という講演会も開催する事になりましたのでお知らせいたします。 我が国でも著作権侵害が非親告罪化されるのではないかとの懸念が 広がっていますが、日本と同様にマンガが庶民に広く親しまれている香港では、著作権法制の強化によって、パロディ漫画などが禁止されるように なってしまいました。
この背景には、知的財産権拡大の問題だけではなく、風刺漫画を警戒する中国共産党政府の意向が絡んでいるとも言われています。
香港における創作表現を取り巻く現状について、著作権制度と審査制度などの観点から、香港中文大学講師の張彧暋先生に解説をして頂きます。

日時:
平成25年8月13日(火)10時30半~12時
場所:
文京シビックセンター26階・スカイホール

講師:張彧暋(チョウ・イクマン)さん
(香港中文大学社会学科講師)

申し込みはこちらから。
http://kokucheese.com/event/index/107195/

共同開催:
コンテンツ文化研究会
特定非営利活動法人うぐいすリボン