新年明けましておめでとうございます。
皆様にはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
コロナ下にも拘わらず、昨年も表現を巡る様々な問題が起きました。
2008年の結成以降、本当の意味で平穏だった年が一度も来ていない事がこの問題の難しさを物語っているように思います。
さて、本年ですが、今後の表現の自由を巡る大きな動きが2つある事が確定しています。
一つ目はネット・ゲーム依存症問題です。
1月中もしくは2月にも行われるとされているICD-11の正式発効。
これと同時に、国レベルでの議論が一気に加速すると思われます。
二つ目は夏に行われる第26回参議院議員通常選挙です。
表現規制問題は一般的な政治課題より強く選挙の影響を受けます。
議論が長期化しやすい事も加味しますと、参院選の持つ意味は極めて大きいと言えます。
昨年はコロナ下の影響もあり、「無理にならない範囲で、もしくは情勢が落ち着きましたら」という形でご指導ご鞭撻のお願いを申し上げました。
しかし、本年は我々、コンテンツ産業を重視する者や、表現の自由を求める者にとって極めて重大な意味を持つ年であります。
本年は、例年以上のご指導ご鞭撻を賜りますよう伏してお願い申し上げます。
コンテンツ文化研究会一同