『解説「Aschcroft v. Free Speech Coalition」事件
米国最高裁は、なぜバーチャル児童ポルノ規制に、違憲無効判決を下したか?』
「アシュクロフト対表現の自由連盟事件」とは、実際に未成年者を使って制作されたものではないCGなどによるバーチャルな児童ポルノ等、すなわち創作物をも禁止の対象とした「1996年児童ポルノ禁止法(Child Pornography Prevention Act of 1996)」
(CPPA)が、表現の自由を保障した憲法に違反していないかどうかが争われた裁判です。
2002年に米国の連邦最高裁判所は、「1996年児童ポルノ禁止法」は表現の自由を保障した合衆国憲法修正第1条に違反するとして違憲判決を下しました。
現在日本でも東京都青少年健全育成条例改正案、いわゆる「非実在青少年」規制などにおいて創作物に対する規制の圧力が高まっています。
当講演会ではアメリカ最高裁が何故違憲判決を出したのか、その背景や、表現の自由の価値、そして規制の現状について、白田秀彰先生に語っていただきます。
参考リンク:「ヴァーチャル児童ポルノ規制は合憲か~「アシュクロフト対表現の自由連盟事件」米最高裁判決~」
講師: 白田秀彰 法政大学社会学部准教授 ロージナ茶会総統
日時: 2010年9月11日(土) 14時00分~15時30分
場所: 静岡大学(静岡市大谷キャンパス) 大学会館
入場料:無料
主催:荻野幸太郎 (静岡大学大学院人文社会科学研究科)
顧問:根本猛 (静岡大学大学院法務研究科教授)
申込み:shizudai911@yahoo.co.jp まで
■交通案内
JR静岡駅北口 (エクセルワード静岡ビル前)から、静岡鉄道バス19番乗場:静岡大学行き又は大谷(おおや)行きに乗車し、静岡大学前又は片山下車 (所要時間約25分)
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2010/08/28
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