2013/01/25

「児童ポルノ禁止法に関する院内勉強会」のお知らせ



元検察官の落合洋司 弁護士を講師に招き、児童ポルノの単純所持を禁止した場合に考えられる刑事訴訟法上の問題について講演をして頂きます。
国会では、これから児童ポルノ禁止法の改正審議が行われることが予想されます。 人身売買や子どもたちへの性的虐待を撲滅するために、効果的な取り締まりが必要とされる一方で、無関係の人が刑事捜査の対象となることで社会的信用を失ったり、冤罪事件が起きたりといったことがないための対策も必要です。

電子メールで児童ポルノ画像が送りつけられたからといって、家宅捜索を受けたりパソコンが押収されたりすることがないためには、どのような立法があり得るでしょうか。  児童ポルノの適正規制に向けて、理論と実務の両面から考察します。

講師: 落合洋司 (弁護士/元・検察官)
日時: 2013年2月20日(水) 18:00~19:30
会場: 参議院議員会館・講堂
共催:コンテンツ文化研究会

注意事項:
会場が国会の施設ですので、以下の点に注意してください。

① セキュリティの関係上、一般の方の参加は事前申込みが必須です。
② ラフな服装で不審者と間違われると困りますので、ご配慮ください。

2013/01/05

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
皆様にはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

さて、本年ですが「共謀罪」、「青少年健全育成基本法案」、「児童ポルノ禁止法の改正案」、「人権擁護法案に関連する法案」といった一連のメディア規制の動きだけではなく、「著作権の非親告罪化」など、表現・創作の有り方そのものに大きな影響のある議題が持ち上がってくる可能性があります。

昨年も書きましたが、この様な激動の時代には焦りのあまり、一足飛びに物事を解決する方法を探しがちです。
しかし、その様な方法はやはり存在しません。
「千里の行も足下に始まる」の言葉を改めて肝に銘じ、一つずつ努力を積み重ねて行く所存です。

本年も更なる皆様のご支援をよろしくお願い申し上げます。

コンテンツ文化研究会一同