2021/11/03

<他団体のイベント>女性と性表現 ―表現者・ファンの視点―

現在、インターネット上では、女性表象が炎上する事例が多くあります。また、その際には、ジェンダー・フェミニズムやポリティカル・コレクトネスの観点から表現を批判する声が多く寄せられることがあります。
しかし、ジェンダースタディーズやフェミニズムは一枚岩ではなく、かつては、ジェンダースタディーズやフェミニズムの観点から性表現を肯定する動きもありました。
性表現の領域で活躍する女性表現者や、女性鑑賞者の存在を無視することは、ジェンダースタディーズやフェミニズムの観点から女性の自由や欲望を考える上でも大きな損失となりえるのです。

このオンラインシンポジウムでは、「女性表現者の性表現」「性表現の女性ファン」などをテーマに、様々な登壇者の発表と参加者を交えたディスカッションを通じて、性表現の領域には実在の女性表現者・女性鑑賞者が存在すること、その歴史や意義を提示し、記録として残すことを目的としています。


シンポジウムは「現状編」「歴史編」の全2回開催いたします。
各回3人の登壇者が各30分の発表を行った後、参加者を交えたディスカッションの時間を設けています。

シンポジウムの開催日程は、第1回が11/28(日)「現状編」。
第2回が12/05(日)「歴史編」となります。

登壇者と登壇日程は以下となります。

【登壇者・登壇日】

〈11/28(日):第1回「現状編」〉
・よーへん(xRデザイナー・VTuber)
・山田久美子(デザイナー・アートディレクター/女子現代メディア文化研究会代表)
・柴田英里(現代美術家・文筆家)

〈12/05(日):第2回「歴史編」〉
・神田つばき(文筆業/東京女子エロ画祭主宰)
・藤本由香里(明治大学国際日本学部教授)
・笠原美智子(石橋財団アーティゾン美術館副館長)

【主催】
女性表現者の自由研究会
【共催・後援】
AFEE(エンターテインメント表現の自由の会)女性支部・女子現代メディア文化研究会・千住コンテンツ会
【協賛】
コンテンツ文化研究会

2021/09/12

2010年・都条例改正問題を振り返る <非実在青少年とは何だったのか?> 公開予告

表現規制反対の運動では、「都条例」「非実在青少年」という単語を聞くことがあります。
2010年の東京都青少年健全育成条例改正に関する単語で、そのときに大いに話題になり、反対運動も盛り上がりました。
一方で「聞いたことはあるがよく知らない」という方々も増えているという声も聞きます。

そこで当会では、当時の関係者の方々にご協力いただき、勉強会を配信いたします。

あの時、何があったのか?
前代未聞の「条例案否決」はどのようになしえたのか。
条例反対の最前線を駆け回った方々の生の声をお伝えします。

2010年・都条例改正問題を振り返る
<非実在青少年とは何だったのか?>

公開日時:2021/9/17 18:00~

会場URL:
https://www.youtube.com/channel/UCiX8bpgP98f4IgQvCLEUXGQ

登壇者:()内は当時の役割や肩書です。

藤本由香里 明治大学 国際日本学部 専任教授

(『東京都青少年健全育成条例改正を考える会』の代表として、
有識者や漫画家などに広く反対運動呼びかける)

西沢けいた 東京都都議会議員
(民主党都議会議員)

栗下善行 前東京都都議会議員
(民主党都議会議員)

小泉しゅうすけ 神奈川県寒川町町議会議員
(コンテンツ文化研究会メンバーとしてロビイングなど行う)

2021/01/05

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
皆様にはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により、世界中の人々が大きな影響を受けました。
当会も例外ではなく、活動に大きな支障をきたしました。
香川県ネット・ゲーム依存症対策条例に対するアクションが思うように取れなかった事には忸怩たる思いはあります。

ですが、当会の調査や活動が、依存症問題の議論を進める上での一つの資料となり、香川県の極めて不誠実な情報公開・行政手続のあり方に光を当てる事はできました。

当会の活動の社会的な意義は示せたと考えております。
これも一重に皆様のご支援のお陰です。

本来であれば、「今後とも皆様のより一層のご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます」という言葉で挨拶を締めさせていただく所なのですが、本年もいましばらくは厳しい情勢が続くと思われます。
無理にならない範囲で、もしくは情勢が落ち着きましたら、ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。

コンテンツ文化研究会一同