2025/01/05

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
皆様にはお健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年の衆院選により政治状況は大きく変化しました。
幸いにして創作物の規制を求める声はそれほど大きくはなっておらず、胸を撫で下ろしております。
本年は表現規制問題において大きな影響力のある参院選が予定されており、政治状況の変化については引き続き慎重に見ていく必要があります。

表現規制問題自体については、生成系AIやクレジットカードによる決済拒否、選挙におけるSNSの在り方など、倫理に関して問われる側面が増えており、従来よりも複雑になっているように感じております。
これまでの問題とは異なり、立法による解決というのもあり得るとは思うのですが、法の建付けによっては状況が変わった際に逆手に取られるという怖さもあります。こちらも慎重に見ていく必要がありそうです。

本年は参院選に備えつつ、各種問題に慎重に向き合っていくという忍耐の試される年となるのかもしれません。当会は今後も表現の自由、コンテンツ文化の自由のために、しっかりとこれらの問題に取り組んでいく所存です。

コンテンツ文化研究会 一同